ルックスとムーブメントを両立できる選択肢は多くありません。しかし、グラスヒュッテのオリジナルのセレナーデは、「二者択一」の難局を打ち破ったのです。今日は皆さんと一緒にこの「トップクラス」のドイツ系月相女性時計を見てみます。
グラスヒュッテオリジナルのセレナードムーンフェイズは、男性用の時計を縮小したり改造したりしたものではなく、女性専用の時計です。サイズ的にはセレナーデシリーズよりも前に発売された36ミリのレディースサイズよりも、この32.5ミリの方がレディースに優しいです。女性はコンパクトな時計を好みますが、36ミリがすべての女性の手首に当てはまるわけではなく、これがちょうどいいのです。厚さ8.9ミリでも重すぎず、クオーツムーブメントを薄くすることはできませんが、機械式時計としては重すぎません。配色にグリーンを採用し、派手すぎずしっかりと目を凝らす洗練された時計です。盤面にはグリーンを採用して太陽の射影を施し、彫りの深い盤面を演出しています。タイムマーカーパネライコピーは20個のダイヤモンドをはめ込み、18金で縁取りされています。時針と分針は18金製です。18金のベゼルにも48個のダイヤモンドがちりばめられていて、光の投影がなくてもきらきらと輝いて見えます。温かみのある金と緑の色合いにダイヤモンドがあしらわれた贅沢な装いです。ダイヤモンドは女性時計の「定番」になりつつありますが、いかに目立たない輝きを出すか、この時計は良い解答を与えてくれたと言えるでしょう。